Apple Watchでの決済は羞恥心と利便性のトレードオフ
Apple Payという名の羞恥プレイ
いきなりですが質問です!
あなたはApple Watchで支払いをした事がありますか?
経験者には完全に同意をしてもらえる自信がありますがApple Watchでの決済は最高!
手が塞がっていてもスピーディーに決済が出来て気分爽快、あまりの快適さに金が続くんなら何度でも決済したくなりますよね?w
私はApple Payが始まってからというもの、財布は持ち歩かない主義に転じていますので、外での支払いは全てApple Watchで済ませる事にしています。
この様に利便性が抜群のWatchでの支払いですが、
一つだけ大きな問題があります…
あなたにはそれが思い当たりますか?
「なんだ…そんな事か…」
と思われる様な事かもしれませんが、答えは単純明快。シンプルに
恥ずかしい
のです。
もし、あなたが人口過密のコンクリートジャンゴー、いわゆる都会にお住まいであればこの恥ずかしさは全く問題にならないでしょう。
この問題は地方民であるがゆえのものなのです!
試しにAirPodsを耳から垂らして外出してごらんなさい…
あなたはきっと指をさして笑われる事でしょうw
AirPodsですらこの状態なのですから、Apple Watchをドヤ顔で身につけておこうものなら
「その腕のヤツなんすか?www」
とニヤつかれながら質問を受ける事多数…
だからこそWatchで通話なんかしようものなら
「コナン君みたいっすねwww」
と微妙に褒められながら(?)も頭のおかしい奴認定されてしまったりもします。
そんなんだからコンビニでWatchでの決済をしようものなら店内の空気が一変します…
「あいつ何やってんだ…w」
「あの変な時計みたいなの何?…w」
「なにドヤ顔でポーズキメてんの?www」
「ちゃんと金払えやクソ野郎!」
うん。正直に打ち明けます。
私はWatchで決済する時はとても緊張します…
この様に周りの嘲笑に耐えなければいけないから…
だから私はレジに並ぶ前から、しっかりとマインドセットを整えておきます。
周りの嘲笑に耐えるための7つのステップ
1・なるべく優しそうな店員さんの列に並ぶ(嘲笑を噛み殺してくれるから傷つかない)
2・列に並んだら頭の中で「IDで払います!」を連呼、念入りにシミュレーションをする。(Edyと間違えられると収集つかなくなるよ)
3・いよいよ自分の会計の番…この時こそ緊張がMax!
冷静を装いつつソワソワが止まらない…
ここであまりWatchの存在に意識を向けすぎると店員さんに気が付かれるので要注意。
「コイツその変な時計でなんかしようとしてるな(ニチャァ」
4・会計金額が出そうになったら、なるべく大袈裟なアクションにならない様にサイドボタンをクリックする体制に入りましょう。
あまり待たせるとドヤ感が前面に出てしまうので、読み取り端末の用意が出来たらすぐ腕をかざせる状態がベストです。
5・腕をかざす時にほとんどの確率で店員さんが
「こいつ何やってんの?w(ニチャァ」
という表情をしますが、ここまで来たらフィニッシュが近いです。
ポーカーフェイスに徹して涼しげに決済が終わるのを待ちましょう。
6・いよいよ無事に決済が完了。
少しだけドヤ顔をして良いのはこの瞬間だけです。
店員さんはお金を触る手間が減りましたし、レジ待ち渋滞の解消でお互いにwin-winの関係を築くことが出来たからです。
7・レシートを受け取って晴れやかに店を立ち去りましょう。
この時周りの客はあなたのApple Watchを指さして
「あれすげぇwww」
やら
「ワロタwww」
とか言っていますが、もうあなたは勝利したのです。
きっとまたApple Watchで決済をしたい気持ちが沸き起こっている事でしょう。
〜fin
それでも心が折れそうなあなたへ
と、まぁ恥ずかしさと誇らしさが入り混じるWatchでの決済ですが、実はよりベターな選択肢もあります。
それはエクスプレスカード設定をしたSuica。
一度でもApple Watchで決済をした事がある人であれば分かると思うのですが、Apple Payを立ち上げる為にサイドボタンをダブルクリックする操作には、どうしても…どうやっても…ドヤ感が滲み出てしまうのです…
そのために目立ちにくいアクションを試みるも、意識しすぎて余計にシアトリカルな動作になって、かえってドヤ顔全開になっちゃたりします。
でもSuicaならサイドボタンのクリック動作を省いて、腕をかざすだけで決済を終える事が出来ます。
これぞまさに羞恥革命!
だから、もしあなたが私と同じ様に不本意なドヤ顔を晒して恥ずかしい思いをしているのであればSuicaがオススメです。
※エクスプレスカード設定をしないと結局ドヤ顔を晒す事になるので注意
P.S.
決済羞恥プレイの中ではPayPayがダントツで恥ずかしいと思う私ですが、意外にWatchでのPayPayは大丈夫でした。
もう、おっぴろげで腕を差し出してWatchの画面を読み取ってもらうという潔さが求められるからでしょう。
そう、あなたが堂々としていると嘲笑も起こらないものです。
だからこそ、もしもあなたに露出プレイの嗜みがあるならばApple WatchのPayPayに挑むのもアリです。
えぇ…嘲笑なんて…
嘲笑なんて…
跳ね除けてやればいいのです!
さぁ、やってやりましょう!!(何を?)