ロスレス?ハイレゾ?よく分からないあなたへ
ロスレスもハイレゾも良く分からない…
Apple Musicのアップデートで6月から配信されている
しかしあなたは本当にこれらの違いがわかりますか?
はっきり言って私にはわかりませんw
厳密に言えば、音の違いは聴き分けできるとは思うものの
"ロスレス"、"ハイレゾ"の言葉の定義を考えるのが嫌なのです…
ロスレスのレベルは、16ビット/44.1kHz(キロヘルツ)のCD品質から、最大24ビット/48kHzまであり…(中略)
Apple Musicは最大24ビット/192kHzのハイレゾリューションロスレスも提供しますApple公式プレスリリースより
あなたはこれを読んで意味わかりますか?
そもそもこんな数字の羅列なんて読みたくないですよね?
過去記事でも触れた事があるのですが、
私も一応アマチュアミュージシャンの端くれだった時代がありますが、
kHzなどの数字の羅列は大嫌いでしたw
音楽にどっぷりだった人種ですらこうなので、
一般の人には到底理解できないはず、
という前提で要点だけ乱暴にまとめます。
iPhoneでロスレスは聴けるのか?
潔く結論からいきます。
ワイヤレスではロスレス品質で聴くことはできません。
それがたとえAirPodsシリーズ、AirPods Maxであろうと。
どうですか?衝撃ですか?これが現実なんです…
つまりワイヤレスでしかApple Musicを聴かないあなたにとっては
今回のアップデートは全く無関係です。
ではロスレスはどうやって聴く?
一番簡単なのはiPhoneに変換アダプタをかまして有線で聴く事です。
最低でもロスレス品質で聴きたいのであれば
有線接続が必須条件という事です。
こう乱暴に言われればとてもかんたんですよねw
結論:Apple Musicをより良い音で聴きたいのならば、
時代に逆行して有線ヘッドホン・イヤホンを準備しましょう。
プラシーボ効果に注意
無線だとロスレスすら聴けない理屈は分かったと思います。
すなわちこれはApple Musicの設定で
「ロスレスオーディオ」の項目をオンにする意味すら無いという事になります。
ロスレスの意味が分からないままに、
「ロスレスオーディオ」をオンにしてしまうと
なんとなくすごく音質がアップした錯覚に陥ります。
気持ちはお察ししますが、データ容量を食いまくる上に恥をかくのでやめましょう。
ライトなユーザーには空間オーディオ
今回のアップデートは一部のオーディオマニア向け。
結果的にほとんどの人にとって無関係かと思いきや、
もう一つの目玉である空間オーディオを楽しむ事ができます。
ロスレスには全く役が立たなかった
AirPodsシリーズの本領が発揮できる仕様となっていますよ。
この空間オーディオ、かんたんに言うと
サラウンド感や音の定位感が3D的に配置された音源の事となります。
聴き慣れた曲が全く違う曲に聴こえる程に効果絶大なフォーマットです。
頭の中で色んな音が駆け巡り、とても刺激的な体験ができて楽しい!
しかもこの空間オーディオはAirPodsシリーズ以外、
さらにはApple製以外のヘッドホンやイヤホンでも聴く事ができると言う太っ腹仕様。
ロスレス、ハイレゾに加えて空間オーディオもコミコミで月額料金据え置きなのは素晴らしいですね。
以前も記事にしたことがありますが、Apple以外の音楽配信サービスは私には合わなかったので、私はこれからもApple Musicに継続課金していくつもりです。
Tips:空間オーディオを聴く方法
設定の中のミュージックをタップします。
「ドルビーアトモス」をタップ
「自動」または「常にオン」を選択。AirPodsシリーズなら「自動」で良いと思います。
Tips:ロスレス、ハイレゾを聴く方法
設定の中のミュージックをタップします。
「オーディオの品質」をタップ
「ロスレスオーディオ」をオンにします。
ロスレス、ハイレゾはデータ容量が大きいため、再生方法に応じてオーディオ品質を選択します。
*プラシーボ効果の罠に注意w